YAPC::Asia 2013に行ってきました

blogに書くまでがYAPCです。
ここまで1個下のエントリと一緒。


結局1年間何も書かなかったということに・・・




トークの内容は例によってgihyoさん記事とスピーカー自身によるエントリにお任せ。
自分のスライドもSlideShare経由でYAPCのトークページに埋め込んでおきました。


トークした経緯は去年に引き続きgoccyに「喋らないんですか!?」って突っ込まれたから。
今年も人様の作業を堂々とパクる、という芸を見せてきました。


時間がギリギリだったので質問のタイミングがなく、どのように伝わったかわかりませんが
感想・ご意見などありましたらご連絡いただければと思います。


懇親会で「Perlのバージョンアップはホントにあんなすんなり行ったのー?」と聞かれました。
多少過去の出来事 && 一部のみ関わってた立場 ということもあり、把握してない苦労など
あったとも思いますが、lestrratさんのトークからも「mod_perlからの脱却の方が大変」
と感じました。そしてそれは未知の部分なので、その差かもしれません。




他の方のトークで印象に残ったのはkazeburoさん、myfinderさん、yappoさん、lestrratさん、ikasam_aさん
と並べると見事にミーハーっぽいチョイスになってる。




kazeburoさんは昔からですが、話がわかりやすく、易しい所から難しい部分まで丁寧に触れられていて
すごく頭に入ってくる内容だった。近年のPerlにおける必須項目Plack周りを知りたい方はまずこちら、という内容でした。
ベストスピーカー賞第3位おめでとうございます。


myfinderさんのは、内容的には弊社内でも全く同じ取組をしています。
tech hills vol.6 においてgoccyが発表しているのでその資料を参考にしていただけると良いと思います。


発表のポイントとして「スケールしていく開発環境にどう対応するか」という所を触れられていて、
実は1日目の懇親会の時に「プロダクトや開発人員が膨らんでいくとテストがボトルネックになりがちですね」という話を
複数人でしていて、そこを重点的に話すというまさに作戦通りのベストスピーカー賞2位おめでとうございます。
bonnuさんの資金でお祝いにいきましょう。


yappoさんの「コピペイクナイ」のコンセプトは素直にステキで、コードレベルだと皆わかってることなのに、設計やプロジェクト運用などスコープが広がるとついついやってしまう事。新しい取り組みを始めた社内でも散見される事象かなと思います。もちろん確立された手法だったり、どうしてもスピードが求められるケースだったり、とか例外はあると思いますが。


lestrratさんのトークは、自分も似たような話をしたハズなのに、全然違う内容に感じるなど
発表方法として学ぶ部分もすごい多かった。mod_perl周りの話は前述のとおり。
発表時間がより短い中で、さらにその一部分で触れていただけなので厚みに差があるのはまぁ当たり前なのだけど、
どちらのが伝わりやすかったかと考えると明らかかなと。


ikasam_aさんのは何度か聞いているSWETグループの立ち位置と取り組みが興味深い。
Testをエンジニアリングするというのがクールだし、その過程で出る問題とかもっとあるだろうなと思うので、
その辺含めて今後も聞ける機会があると良いかと思いました。非機能要件にアプローチするという点では
今の仕事と通じる部分があると思っていて、それがおもしろかったです。




聞けなかったトークだと、soh335の話。
自分の発表の真裏だったので物理的に不可能でした。後夜祭でお話しさせていただいて、
改めて資料チェックしようと思います。


自分の発表資料の中で、Test::UselessModuleというのを紹介しましたが、
そのあとタイムライン見てたらたまたま Test::UsedModuleというのを知ったので見てみたら
完全に元々やりたかったことが実装されてる内容になってるっぽいですね。
作者のmoznionさんとお話しする機会を密かに狙ってたんですが開催中に会えなかったのが残念でした。




内容が被っているという意味では、nekokakさんのLTで出ていた共通モジュールの話もそう。
まさにたんぽぽ的な取り組みですね、という印象で他にも同じような取り組みをしているorこれからする
所はあるんじゃないかと思う。共通なものを作ったあとに、呼び箇所をスムーズに置き換える所にも
工夫してる部分あるんですが、その辺をどうしてるのかとかも気になりました。




YAPC::Asia 開催全般で言うと、運営の方々の安定感もあり、特に困る事はありませんでした。
メイン会場の電源が確保されていたり、ネットワーク環境が整備されていたり何不自由なく過ごせました。
スポンサー企業のご協力でサービスしていただけた部分(懇親会とか)、ボランティアの方々、
もろもろ含めてお疲れ様でした&ありがとうございました。


ここまで完成されたイベントが来年からどうなるか楽しみ以上に不安な部分も大きいですが、
ぜひとも継続して開催してほしい、いやしていくのに協力したい、と思いました。

皆様お疲れ様でした、来年もお会いしましょう。