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WEB+DB Press vol.96 の Perl Hackers Hubに寄稿しました

gihyo.jp

この度、id:songmu さんにお話をいただいて、WEB+DB Press vol.96 の Perl Hackers Hubに「大規模広告配信でのCPANモジュール活用」と題して寄稿しました。
内容は今勤めている fluct社SSPサービスfluct の配信サーバー周りについてです。

fluctのPerlは広告配信という、いわゆるMVCフレームワークでWebサイトを作るのとは違った役割を持っていておもしろい面がありますが、
スマホのクライアントアプリを受けるAPIサーバーとかだと作りが参考になる部分もありそうですし、
広告ならではの設計もあります。案件情報を取得する部分は(Perl要素薄いですが)おもしろくてオススメ読みポイントです。

初めての執筆活動

実は、本を出すことはおろか、寄稿するというのも初体験でした。
こんな貴重な機会をいただいた id:songmu さんには大変感謝しております。

やってみて、どうだったか?

すげー大変でした!

普段とても意識していることに「言うことは3行で、簡潔に」というのがあります。
この原則は前職の上司に求められたことで、とにかく如何に短くするかを考えた上で、結論を先にまとめて言うようにしています。
これは少ない時間で本質から逸れない意思決定をするためにとても大事な事だと思ってます。

しかし、記事というものは「起承転結」と構成・流れ があり、それが基本かつ核になります。
執筆にあたっては、まずアウトラインを決めるのですが、個人的にはこれがその後の本文書くより難しかった、、
アウトラインだけで流れがわかるかどうか、がポイントなのですが校正で指摘してもらってもどうして良いかわからず。。
初っ端からかなり躓きました。

その後においても、初期のコンセプトが緩かったために 何を伝えたいのかわからない 文章になってしまったり、技術評論社の稲尾さん、監修の牧さんには執筆の過程で、多大なご迷惑をおかけしました。

結局、書けたの?

最終的には、しっかりと仕上げました。 そう言えるのは理由があって、実は来年(2017年)の頭に、fluct及びVOYAGE GROUP を辞める事にしました。

というわけで、本エントリは「退職エントリ」ではなく、「退職しそうなエントリ」です。

執筆のお話をいただいた時点で、転職先は決まっていなかったものの気持ちの中では辞める意志は固まってました。
だからこそ、今回の記事はキッチリ書こうと決めていました。

所属していれば、例えその記事の内容が不十分でもあとでblog等で補足できるかもしれません。
あるいは同僚がフォロー・サポートしてくれるかもしれません。

しかし、そこを辞める人間が書いた記事がイケてない内容だったら
外の人には、どうせ辞めるから適当に書いたんだろうと思われるかもしれないですし、
残る中の人からは、適当なこと書きやがってと恨まれるかもしれません。

そう思わせないような記事にしなければと思いながら書きました。
もちろんアーキテクチャは変わっていくと思うので、普遍的に正しい情報ではないですが、2016年末の状態は表せています。

自分としては、約2年携わって、記事を寄稿できるくらいシステムを理解したし、むしろ書ききれなかった事の方が多いです。
それはページ数が理由なだけでなく、fluctの環境の中でPerlが稼働している部分はあくまで一部であるためです。
サービスの中にいくつものドメインがあり、リポジトリと稼働する言語が複数ある、というのは前職と全然違くてやりがいのある環境でしたが、そのほぼ全てになんらか手をつけられて理解することができたのは良かったです。

また、記事の次のページで fluctの求人インタビュー広告が載っています。 このインタビューも、自分も参加する案もあったのですが断っていました。それも辞めると決めていたから。
さすがに求人しておいて、もし仮にそれに惹かれてくれた人がいて縁があった場合、「入社してみたら惹かれた人がいなかった」なんて事になったらそれはヒドいと思うのが理由です。

決して、「オススメできない環境だから求人に協力しなかった」訳ではないので、自分は違う道を選ぶけど、fluct及びVGがマッチする人はきっといるだろうし、いてほしいと思う。

話を戻すと

そんなこんなで、俺の卒業論文かつPublic公開な引き継ぎ資料であるWEB+DB Press vol.96 は16周年号として内容盛りだくさんとなっておりますので、是非ともお手に取っていただければ幸いです。

個人的にはかなり大変でしたが、とても良い経験になりました。
正直辞めるつもりで業務を整理しはじめていたので、執筆に割けるリソースがあったけど、通常の業務をこなしつつ執筆される方々は本当にすごい。
そういう時にどこまでできるかわからないけど、また機会があればぜひチャレンジさせていただきたい!

求人告知

fluct及びVGはPerlを始めとして様々な技術を使った事業開発会社です。
ことPerlに関して言うなら、客観的に見てそこまで使用割合は多くない。
おそらく今回の記事内容相当のPerl製のプロダクトはないと思いますが、全く違うアーキテクチャでおもしろいプロダクトはあります。
興味があれば、「ajito で話聞きたい」とつぶやけば誰かが反応するでしょうし、どうしてもであれば俺に連絡もらえれば、繋ぎますのでお気軽にどうぞ!